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世界史の針が巻き戻るとき

 新型コロナウイルスが発生し、日本をはじめ世界中で様々な影響が出ています。外出自粛に伴う経済活動の低迷に始まり、労働者の解雇、大手企業の破産、誰もが予想しなかった出来事が日々メディアに取り上げられています。日本でも緊急事態宣言が発令され、解除となりピークは過ぎたと言われていますが、まだ油断はできない状況です。

 労働者にとっての大きな変化として、会社に出社せず自宅にて業務を行う「テレワーク・在宅ワーク」が注目されています。今までの働き方が見直され、ある企業では新型コロナウイルス終息後も社員の在宅業務を取り入れると発表されたとのことです。実際にテレワークを行った方々としては、家族をはじめとするプライベートとの関りが増えたことでしょう。必ずしも、その影響が悪いものだけではなかったのかもしれません。

 今回の世界的なパンデミックを受け、人々は働くこと、生きることの意味や本質を改めて見直すきっかけとなったのではないでしょうか。必ずしもIT文明の発展だけが人々の幸せに繋がるとは限りません。

 そんな中、ドイツの哲学者、マルクス・ガブリエルの著書である「世界史の針が巻き戻るとき」は、今の世の中について、「今の世の中は仮想現実であり、本質は別にある」といった様々な危機について記されています。

 今後、世の中がどのように変化するか予測は難しいですが、人としての考え方や本質は変わらない部分もあると思わいます。哲学を通して仕事だけでなく、その人の人生の土台を作り成長できればと、弊社では今後の世の中の変化について、この著書をもとに討論会を行いました。

 皆様も、よければ一度手に取られてみてください。

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