あなたの時計の針 動かすお手伝い

 時計の針が逆回りに・・・

 

 2019年の10月、世界の経済は飽和し、時代という時計の針が逆回りになるだろう、私たちはそう思いました。

 昭和を振り返ってみますと、日本においては役所や多くの会社が朝9時から仕事を始め、夕方の5時には終業していました。そのため、百貨店では夜の6時までお客様をお迎えし、商店街も夜の7時まで営業をしていました。そして夜8時、一家団欒の時間が訪れていました。

 ところが、昭和の末期から平成のはじめにかけて出現したのがコンビニエンスストアです。朝7時に開店し、夜11時に閉店する、この営業スタイルが市場を変えていきました。さらに、いつの日からか24時間365日営業が一般的になり、それに合わせるように市場も大きく膨れ上がっていったのです。

 膨れた風船はいつかしぼんでしまいます。近年の社会の流れは「ゆとり教育」や「働き方改革」に代表される学習時間、勤務時間の短縮を強いるもので、自ずと時の流れも過去へと逆戻りしているように思えます。

 

 そして止まった時計―

 

 奇しくも2020年、ドイツの哲学者であるマルクス・ガブリエルが『世界史の針が巻き戻るとき』を出版し、テレビでも取り上げられるようになりました。その中で、彼もまた時計の針は逆回りになると述べたのです。

 時計の針の逆回り、拍車をかけたのは新型コロナウイルスの世界的な大流行です。世界中で猛威を振るうコロナウイルス、これは時計の針をついには止めてしまいました。人々の往来が止まり、物流が止まる、皆様の身近なところでも、経済が止まる場面は数多見えたのではないかと思います。

 

 いま、私たちにできること。

 

 私たち中野建築システムおよびコルソは、建設業からスタートし、アパート管理事業、サブリース事業と時代の変化に合わせて業態を変遷させてきました。

 時計の針が止まった今、海に喩えるならば波風のない「凪」の海原です。凪の海原では風や波の力を借りて船を進めることは難しいことです。

 時流や経済の流れを借りることができなくなった今だからこそ、私たちは、皆様が自力で船を漕ぎだす、時計の針を進めることのお手伝いをできないかと思っております。私たちは建設業に加えて、市街地立地の開発・用地売買へと進出することとなりました。人が動かなければ物は動きません。収入が減少してしまえば、遊休地を手放し、その資金で借金の返済や投資を行わなければなりません。売却した資産(土地)をどのように活用すればよいか、そのアドバイスをご提案することで、皆様の時計の針を進めるお力になりたい・・・

 2021年、中野建築システム並びにコルソは動き出しました。